代表ご挨拶

誰もが大人になる前、いくつかのターニングポイントを迎えます。それは鮮明な記憶として刻まれているかもしれませんが、その判断の“きっかけ”となったものは、ほんの些細な出来事に過ぎないものです。私たちは、そんな小さな“きっかけ”を大切にしています。

縁あって我社に入社する前、私は高校の教壇に6年間立ちました。教師になろうと思ったきっかけは、高校1年の国語の授業でした。教師が期末テストを返却し、模範解答の解説を行った後にこう言ったのです。
『今、説明した模範解答に、私は納得していない部分がある。もしかすると君らも同じかもしれない。もし、そうなら、今すぐ私のところに持ってきて、バツだった解答の根拠を説明してみなさい。私を納得させることができたら、私の責任において得点をあげます。』と。
その瞬間、みんなは先を争って教壇の前に並び、点数欲しさに稚拙な根拠をまくしたてたのでしたが、そのほとんどが一蹴されました。そんな中、私は部分点をもらったのです。『お前の視点は作者本人に聞いてみないと分からないな…。しょうがない、１点やるか』と。

教師としては問題アリ、だったかもしれません。ただ、40人余りの男子高校生を一瞬にして熱くさせた言葉は、私のターニングポイントの“きっかけ”となりました。

私たちは、クオリティの高い個別指導のサービス提供が、子どもたちに未来を創造させ、活力ある社会の実現に貢献できるものと考えています。
私たちの教育理念は “未来を担う自主的な人材を育成する” です。受験という子どもたちのターニングポイントを通じて、自主的な人材の育成に尽力してまいります。
今後とも、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表取締役